「時の重み」がここにある。
日本ウイスキーの最高峰、サントリー 山崎55年
このウイスキーは、単なる熟成年数の記録ではありません。
それは、サントリー100年の歴史と哲学、匠の技術、そして蒸溜家の魂を集結させた、“時の芸術”とも呼ぶべき一本です。

■ 55年熟成の意味──「日本ウイスキー史上最長熟成」

山崎55年に使われているのは、1960年と1964年に蒸溜されたモルト原酒
いずれも55年以上熟成されており、
ウイスキー表記ルールに従い「最低熟成年数=55年」がその名に刻まれています。

  • ミズナラ樽原酒(1960年蒸溜・酒齢60年)
  • ホワイトオーク樽原酒(1964年蒸溜・酒齢56年)

この2種を福與伸二チーフブレンダーが絶妙なバランスでブレンドし、
“過熟”にならないよう熟成のピークを見極めたうえで完成されたのが、山崎55年です。

■ 香りと味わい──「伽羅」の香りと深い余韻

福與氏は語ります:

「口に含むと、まず優しい口当たり。次第に伽羅(きゃら)、白檀(びゃくだん)のような深い香りが広がり、
甘みやほろ苦さ、熟成樽由来のウッディーなニュアンスが複雑に変化していく。」

味わい:和三盆、ドライフルーツ、ほのかなタンニン、長く静かな余韻

香り:伽羅、黒糖、干し梅、古木、墨、わずかな煙

■ 限定100本──販売と仕様の詳細

▪ 国内販売(2020年)

  • 発売本数:100本限定(抽選販売)
  • 価格:税込330万円(税抜300万円)
  • 発売方式:抽選制(2020年2月応募 → 6月発送)
  • 内容量:700ml
  • アルコール度数:46%

▪ 海外販売(2021年)

  • グローバルトラベルリテール向けに展開(ロンドン、香港、ドバイ等)
  • 海外販売価格:約 660万円(USD 60,000)

■ 圧巻のボトル&パッケージ

  • 江戸切子の技法を用いたクリスタルガラスのボトル
  • 金箔+漆塗りのキャップ装飾
  • 天然木製漆塗り化粧箱には、金箔仕上げの「山崎」銘
  • 専用ミニボトル、解説冊子、保証カード付き

細部にまで「日本らしさ」と「匠の精神」が宿る、美術品レベルの完成度です。

■ 世界記録更新──落札価格と評価

  • 2020年8月:Bonhams香港にて
     → 620万香港ドル(約8,500万円)で落札
     → 日本ウイスキー史上最高価格を記録
  • 他オークションでも5800万、5200万などの落札事例あり(2021–2023年)

■ Ginza King’s Cellar & Lounge にて

当店では、山崎55年を特別セレクションとしてご紹介しております。
市場でもほとんど出回らないこの一本は、店頭にてご覧いただけます
ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。


「55年の時間を飲む」──それは人生に一度あるかないかの体験。
山崎55年、それは日本が世界に誇る“精神の証明”です。